そもそも低反発ウレタン素材は、寝具のために開発された素材ではありません。よく言われるのがNASAの技術で開発された形状記憶ウレタンのことを低反発として、寝具やクツション材に用いられたのがきっかけです。
高反発の素材は、目的が最初から眠りの為に開発されたものです。低反発に比べて睡眠中の大切な『寝返り』をスムーズにしてくれます。低反発は睡眠中の身体が沈み込んでしまい『寝返り』の動作に負荷を掛けてしまいます。このことにより、睡眠中の筋肉疲労が高反発に比べ大きいわけです。この筋肉疲労は、朝の寝起きに疲労感として感じてしまいます。大切な睡眠を阻害してしまいます。逆に、『高反発』は柔らかいけど反発力が強い(比重が高い)ので身体が沈み込みにくく『寝返り』をしやすい方に応援してくれます。低反発は『寝返り』を阻害しますが、高反発は応援する点が大きな違いです。